我が道をゆく!!



「かわいいこと言ってくれるじゃない」

「母さんっ、聞いてたの?」


「あ!もしかして浅葱ちゃん?」

「はい。そうです」


馬野君の質問をスルーして、あたしの方へ向かってくる、美人。
なんであたしがドキドキすんのっ!


「じゃあ、ソファの彼が彼氏さんね!」

か、か、彼氏?!


「はい、そうです。」


ん?今、先輩の声が聞こえたような…?


「何、勝手にあたしの彼氏になってるんですか!」

「勝手じゃないだろ、いずれなるんだから」

「そんなのわかんないじゃないですか!今のところはあり得ません!」

「じゃあ、今じゃなければあり得るんだろ?」



あー!!また始まった!



< 231 / 393 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop