我が道をゆく!!



さて、隣が誰になったかと言うと、、、

「アサギ!」


ビッケ君だった。

話したことのある人で良かった、と思う反面…この合宿中にあの返事をしなくちゃいけないんだと思うと、気まずかったりもした。


今までのあたしは、告白なんてされたらすぐに「ごめんなさい」をしていた。

でも、そうはせずに、ちゃんと向き合うようになれたのは、あの時に藤沢先輩が

「お前はなんかじゃない」

って言ってくれたからだと思う。


怖がるだけの存在じゃないんだ、ってわかったから、こうやって男子とも普通に話せるようになったんだ…



< 244 / 393 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop