我が道をゆく!!
「わかったら早く戻れよ」
なんで命令なのさ、、、
ゆっくり回れ右して、一歩一歩力を込めて歩く。
そうでもしないと、すぐに転んでしまいそうだった。
「お前が弱るなよ…困るだろ」
「すみません、、、」
…誰のせいだと思っ
「俺のせい、なんだけどな」
すると、ひょい、とあたしを持ち上げて、ベッドに下ろしてくれる先輩。
「お前、特訓してたんだってな」
「はい、、、」
先輩はベッドに腰掛けた。