我が道をゆく!!



だったらなんでここに呆然と立ち尽くす理由がある?

全力で、藤沢先輩を勝たせなきゃ…!


「藤沢先輩!頑張ってください!」

横顔が、ニヤリと笑った。
…なんて、、、悪い顔なんだ、、、

応援されると、俄然やる気になるだろう、この二人。
んー、ある意味似た者同士。

翔兄さんには目もくれず、あたしは一心に藤沢先輩を応援した。

交互にシュートを放つ二人は、静かなコートのなか、異様なオーラをはなっていた。


結局、どんなに嫌な人だとしても、翔兄さんは
あたしの憧れだった人。本当にうまい。


30本目にさしかかって未だ二人とも、ミス無し。





< 382 / 393 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop