我が道をゆく!!



「そりゃ、目の前で倒れられたら、気になるじゃないですか。」



入り口の横に立つあたし。

ベッドまで行こうとは思わない。



「んで、タコってきたわけ」

目を細くしながら、あたしを見上げる藤沢先輩。

「……まぁ、そんなとこです。」



すると、先輩はニッコリ。
そう、いつものニヤニヤ顔じゃない…笑顔を見せた。





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