我が道をゆく!!



あぁ、やっぱり。

きっと入院したことさえも黙っているんだろう





「…わかりました」



「ありがとう……」



この人にお礼されるなんて、なかなかないね。

なんか、いつもの藤沢先輩じゃなくて、気持ち悪いくらい……



あたしは、ずんずんとベッドに近づいた。

「あれ?嫌なんじゃないの?」



あたしは、首を傾げる先輩の頬に手を添えた……




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