七色パンダ
「七色パンダなんて、嘘なんでしょ?おばあちゃんは私にいじわるしたんだ。」




すると老婆は




「ははは。あんたをいじめてあたしになんの得になる。あんた、ちゃんと願ったのかい?邪念があったら見れるもんも見れないものさ。」




「邪念て…?」





「ん?」




「だから、邪念って?」





「それはあのー…ね、なんかヘビ的な…あれだよ。邪魔な心だ!心の中をパンダだけにしなきゃやつは現れない。」



少女はどうしても七色パンダを見てみたくて、それから毎日七色パンダの事を考えました。
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