Eternal Triangle‐最上の上司×最上の部下‐[後編]
「えっ…ちょっ…」
「10…9…8…7…6…」
「ちょっと待ってよ!」
村瀬が俺の胸を押す。
「べべべベッドの上って…?」
「ベッドの上な。ならさっさと降りろ。おまえの部屋で朝までたっぷり可愛がってやるから」
「ああああたしのベッド〜(@_@)?」
「たりめーだろ? せっかくおまえん家の前にいるんだから。他にいかにもな場所でヤりたいってんなら…」
「いいいかにもな場所〜(@_@)?」
「野外でもいいけどこの時期蚊に刺されるからな」
「ややや野外〜(@_@)??」
ぶっ…(笑)
ナルトみたいに渦を巻いてる村瀬の目を見て笑いが込み上げてくる。
ちょっと意地悪しすぎたか(笑)
村瀬の身体に覆いかぶさるのをやめてリクライニングを起こしてやる。
「冗談だよバーカ」
「じょじょじょ冗談〜(@_@)??」
ぶっ…まだ元に戻らないし、意味が分かってない(笑)
「ほら早く降りろ? じゃなきゃマジでやんぞ」
「うううん…(@_@)」
ドアを開け車を降りる村瀬。
だが…
「ひゃっ…(>_<)」
どしゃっ…
しっかりと立つことができずに地面に崩れ落ちた。
「あー…ったく。俺の車、車高が高いから降りるとき気をつけろっていつも言ってんだろ」
…っと手がかかる奴だな。