Eternal Triangle‐最上の上司×最上の部下‐[後編]
「西崎さんがこれ見たらどう思うかな」
妖艶な流し目を送りながら自分が刻みつけた痕に触れる福嶋くん。
その指でブラの肩紐を弄びつつ、わざとリップ音をさせて耳朶にキスをした。
「ひあっ…(*_*)」
「だからもっと色っぽい声出せって」
「そそそそんなこと言われてもっ///」
「んな色気のない声出されたら男はみんな萎えんぞ」
「ななな萎えるって/// …ひぁあっ(*_*)」
いきなり身体がくるりと反転する。
こここ今度は何!?
「ちょっ…福嶋く……――ぁ…っ…」
ブラのホックを外され、背筋を唇が這う。
その甘い感覚に思わず背中をのけ反らせると、すかさず福嶋くんはあたしの耳元に顔を寄せて――…
「今の声、合格」
わざと甘ったるい声で囁いた。
「…っ…」
その声にも敏感に反応してしまう。
体の芯が熱くなる。
――何これ…?
何なの、この体中が火照る感じ。
感じたことのない甘い疼きに頭がどうにかなりそうだった…