想い詩
愛詩
【オトウサン】
貴方は私を分かっては
くれないんですね
どんなに苦しくても
つらい思いを抱えていても
貴方は
私に家事を押し付ける
「長女なんだから」
そう言いながら
……長女?
家事をやってこそ、
私は存在価値を得るとでも
言うのですか?
ならば……
貴方にとって
私は“何”ですか?
“娘”と言う人形?
家の為の“家政婦”?
貴方は私を理解しようとは
してくれない
何故、
私から目を反らすの?
そんなに私は要らないの……