強気なミオと優しいオミ
無事に浮輪をゲットした早苗達と合流して、海水プールに移動した。


本物の砂浜と海水。


波は機械で出しているみたいだけど、結構本格的で楽しい♪


「しょっぱい!!」


口に入ると咳込む感じも海っぽい♪


「素敵ね…」


「そうだね。」


いつの間にか、早苗と徹はいい雰囲気になっていた。


「これは…あと一息かしら?」


「そうだね♪」


私と蜜柑はニヤニヤと二人を見つめた。


「…悪い顔になってるよ?」


オミは呆れて笑っているけど、オミだって充分楽しんでるくせに♪って感じ。


私達はしばらく海水プールで遊んだ。


「そろそろウォータースライダー行こうかな♪」


巨大な滑り台が、さっきから私を誘ってる♪


「行ってきたら?
私はパス♪
早苗達は?」


蜜柑行かないんだ?
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