強気なミオと優しいオミ
ミオ、空を飛ぶ!?
「オミ、遅くなってごめんね?」
私は図書室に入るなり、平謝りでオミに笑いかけた。
「良いよ、気にしなくて。
一年生に捕まったんだろ?」
オミが優しく笑った。
「うん。
ねぇ、一年の時に出回ってた紙覚えてる?」
一年の頃、文化祭が終わった辺りから出回り出した紙。
新聞部の部長が作ったとか、面白がって当時のクラスメイトが作ったとか言われていた紙。
「…覚えてるよ?」
「なぜか一年生が私のを持ってたのよ。
それを見かけて、つい話しかけたら捕まっちゃった♪」
私がそう言うと、オミは楽しそうに笑った。
「さっきまで徹がいて、俺の紙を持ってたよ。
奪い損ねたけど…少し懐かしかったかな。」
「そう♪」
私達は目を見合わせて笑った。
私は図書室に入るなり、平謝りでオミに笑いかけた。
「良いよ、気にしなくて。
一年生に捕まったんだろ?」
オミが優しく笑った。
「うん。
ねぇ、一年の時に出回ってた紙覚えてる?」
一年の頃、文化祭が終わった辺りから出回り出した紙。
新聞部の部長が作ったとか、面白がって当時のクラスメイトが作ったとか言われていた紙。
「…覚えてるよ?」
「なぜか一年生が私のを持ってたのよ。
それを見かけて、つい話しかけたら捕まっちゃった♪」
私がそう言うと、オミは楽しそうに笑った。
「さっきまで徹がいて、俺の紙を持ってたよ。
奪い損ねたけど…少し懐かしかったかな。」
「そう♪」
私達は目を見合わせて笑った。