強気なミオと優しいオミ
「だってぇ…」


リオさんのウエイター姿はすごく可愛くて、カフェは大繁盛♪


「だってじゃないでしょ…
頑張りなさい?
楽しみにしてるから♪」


「えっ?
見に来るの!?」


「当たり前でしょ?」


リオさんは優しく微笑みながら、注文を取りに行ってしまった。


はぁ…


なんか胃が痛いんですけど(T-T)

そうこうしているうちに、1時が過ぎ私達は体育館に移動した。


衣装に着替え、少し顔をいじられて、髪の毛もまとめられた。


「はい、完成よ♪」


蜜柑がポンと肩を叩いた。


「はーい…」


「ほら、元気出して?
皆楽しみにしてるんだから頑張ってよ?」


蜜柑はナレーションも務める。


自分は舞台に出ないからって、気楽なものだ…
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