強気なミオと優しいオミ
体育館に移動するまでもすれ違う生徒に声を掛けられて、オミと話せず…(T-T)
そのあとバタバタと準備してたから時間がなかったし。
だからオミとこの日初めて二人きりになれたのは、舞台の上でだった。
「ロミオ…私は…貴方なしでは生きて行けない…!」
オミと真っ直ぐ見つめ合った。
「ジュリエット…僕もさ。
愛しいジュリエットなしでは生きて行けない…。」
今度はちゃんと私からジュリエットを抱きしめた。
「愛しいジュリエット…
二人の愛に、誓いの口づけを…」
今日のオミはキスをしてくる気配がない。
劇に忠実に、少し背伸びをしただけだった。
だから…
今日は私が少し屈んでキスをした。
離れた時、オミは目を真ん丸るくしていた。
私だって昨日はそうだったんだから、これでおあいこでしょ♪
私は満足げに微笑むと、オミの耳に口を近付けた。
「この後、屋上で待ってるから…」
私はそう囁くと、舞台袖に向かって走った。
そのあとバタバタと準備してたから時間がなかったし。
だからオミとこの日初めて二人きりになれたのは、舞台の上でだった。
「ロミオ…私は…貴方なしでは生きて行けない…!」
オミと真っ直ぐ見つめ合った。
「ジュリエット…僕もさ。
愛しいジュリエットなしでは生きて行けない…。」
今度はちゃんと私からジュリエットを抱きしめた。
「愛しいジュリエット…
二人の愛に、誓いの口づけを…」
今日のオミはキスをしてくる気配がない。
劇に忠実に、少し背伸びをしただけだった。
だから…
今日は私が少し屈んでキスをした。
離れた時、オミは目を真ん丸るくしていた。
私だって昨日はそうだったんだから、これでおあいこでしょ♪
私は満足げに微笑むと、オミの耳に口を近付けた。
「この後、屋上で待ってるから…」
私はそう囁くと、舞台袖に向かって走った。