強気なミオと優しいオミ
コンコンッ


せっかく良い雰囲気の時に何!?


ってここ学校じゃん!?


今更だけど恥ずかしくなってきた!!


私は慌ててオミから離れた。


オミが鍵を開けると、扉を開けた蜜柑が顔を出した。


「あのー…
そろそろ良いかな?」


早苗と、なぜか徹まで扉から顔を出している。


「い、良いよー?
ど、どうしたのー??」


究極にどもっちゃった!!


明らかに動揺してるよね私!?


「いやぁ…
良い雰囲気のところ大変言い辛いんだけど…」


徹がビクビクしながら私達を見た。


「つい、いや…たまたま?
いや、本当に悪気はないんだよ!?
本当に偶然が重なったんだから!!」


徹…
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