強気なミオと優しいオミ
「どうしたの?」
皆、校庭にある一番木を見上げている。
「ボールが引っ掛かったのよ。
だから…取って♪」
バスケ部の部長は同じクラスの小林蜜柑。
蜜柑は私の親友。
だから私がオミと居ても平気で邪魔をして来る。
「登れば良いじゃん?」
これくらいの木なら楽勝だろう。
「ミオじゃないんだから無理だよ!」
蜜柑は逆ギレしながら、ダンダンと地面を蹴った。
「わかったわよ!
取れば良いんでしょ!?」
私は鞄をオミに渡した。
周りにいる子達はキャアキャアとはしゃいでいる。
「ミオ、無理しないでよ?」
オミが心配そうに私を見た。
「大丈夫♪
オミは心配性だなぁ♪」
私は心配されたのが嬉しくて、オミの頭をくしゃくしゃと撫でた。
皆、校庭にある一番木を見上げている。
「ボールが引っ掛かったのよ。
だから…取って♪」
バスケ部の部長は同じクラスの小林蜜柑。
蜜柑は私の親友。
だから私がオミと居ても平気で邪魔をして来る。
「登れば良いじゃん?」
これくらいの木なら楽勝だろう。
「ミオじゃないんだから無理だよ!」
蜜柑は逆ギレしながら、ダンダンと地面を蹴った。
「わかったわよ!
取れば良いんでしょ!?」
私は鞄をオミに渡した。
周りにいる子達はキャアキャアとはしゃいでいる。
「ミオ、無理しないでよ?」
オミが心配そうに私を見た。
「大丈夫♪
オミは心配性だなぁ♪」
私は心配されたのが嬉しくて、オミの頭をくしゃくしゃと撫でた。