強気なミオと優しいオミ
「俺、入学式の日から早苗ちゃんの事…いい子だなって思ってたんだ。
…早苗ちゃん覚えてるかな?
俺、早苗ちゃんに花を拾ってもらったんだよ?」
花…
入学式の日に、体育館の入口で先輩達が付けてくれた花の事だろうか。
「入学式が終わって体育館から出た時に、花を外してポケットに入れたつもりが、廊下に落としてたみたいでさ…
早苗ちゃんが拾ってくれたんだよ。」
『あの…落としましたよ?』
『えっ…あ、ありがとう。』
『いえ♪』
「すごく優しい笑顔で、可愛い声の人だなぁって思ったんだ。
そしたら同じクラスだったでしょ?
嬉しかったな…」
徹君は恥ずかしそうに微笑んだ。
「それから、早苗ちゃんの事が気になって…
文化祭の配役を決めた日、早苗ちゃんが困ったような表情してたから、つい早苗ちゃんにだけ優しくしちゃったんだ♪」
徹君が悪戯っぽい笑顔を浮かべた。
…早苗ちゃん覚えてるかな?
俺、早苗ちゃんに花を拾ってもらったんだよ?」
花…
入学式の日に、体育館の入口で先輩達が付けてくれた花の事だろうか。
「入学式が終わって体育館から出た時に、花を外してポケットに入れたつもりが、廊下に落としてたみたいでさ…
早苗ちゃんが拾ってくれたんだよ。」
『あの…落としましたよ?』
『えっ…あ、ありがとう。』
『いえ♪』
「すごく優しい笑顔で、可愛い声の人だなぁって思ったんだ。
そしたら同じクラスだったでしょ?
嬉しかったな…」
徹君は恥ずかしそうに微笑んだ。
「それから、早苗ちゃんの事が気になって…
文化祭の配役を決めた日、早苗ちゃんが困ったような表情してたから、つい早苗ちゃんにだけ優しくしちゃったんだ♪」
徹君が悪戯っぽい笑顔を浮かべた。