強気なミオと優しいオミ
私は蜜柑と別れて、自分の場所に並んだ。


「背大きいねー!
モデルみたいで羨ましい♪」


廊下を歩きながら後ろの子が笑った。


「高いと便利よー?
校門も飛び越えられるし♪」


私が言うと、その子は楽しそうに笑った。


「私土方澪、よろしくね?」


「私は藤谷早苗、よろしく♪」


早苗は小さくて可愛い感じ。


蜜柑は小さくて気の強そうな感じ。


…私からしたら皆小さいって事になっちゃうか(笑)


とにかく、さっそく友達が出来そうな雰囲気♪


遅刻はやばかったけど、まぁ良かったのかな。
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