強気なミオと優しいオミ
「わかったわよ!
もう好きにして!!」


私がやけになって言うと、オミ君が楽しそうに笑った。


笑った顔はこんなに可愛いのに…


会長みたいに可愛くなりなさい!


私は心の中で叫んだ。


「はい、次ー!」


先生が笑顔のまま言った。


「土方の次はプレッシャーだよ!」


後ろの席の男子が、困ったように叫んだ。


ふんっと私は頬杖をついた。


まぁこんな感じで自己紹介タイムは終わったけど、クラスの雰囲気は大分和やかになったし…


まぁ良いか♪
< 34 / 201 >

この作品をシェア

pagetop