強気なミオと優しいオミ
「ミオちゃーん!!」
下駄箱で呼び止められた。
「あっ、先輩。」
さっき垂直跳びを計ってくれた、バレー部の部長だった。
「ミオちゃん、入部の件考えておいてね?
お願いよ!?」
さっき死ぬほど勧誘されたのに、更に念押しされるとは…
「は、はい…
考えておきますから…」
私は愛想笑いを浮かべながら、逃げるように靴を履き変えた。
「じゃあ先輩、また♪」
私は蜜柑達を急かしながら下駄箱を出た。
「良い返事待ってるからねー!?」
先輩の叫び声が下駄箱に響いた。
「すごいね…」
オミは唖然としながら下駄箱を振り返った。
「見ちゃだめ!!」
私はオミの肩を掴むと、後ろから押しながら歩いた。
下駄箱で呼び止められた。
「あっ、先輩。」
さっき垂直跳びを計ってくれた、バレー部の部長だった。
「ミオちゃん、入部の件考えておいてね?
お願いよ!?」
さっき死ぬほど勧誘されたのに、更に念押しされるとは…
「は、はい…
考えておきますから…」
私は愛想笑いを浮かべながら、逃げるように靴を履き変えた。
「じゃあ先輩、また♪」
私は蜜柑達を急かしながら下駄箱を出た。
「良い返事待ってるからねー!?」
先輩の叫び声が下駄箱に響いた。
「すごいね…」
オミは唖然としながら下駄箱を振り返った。
「見ちゃだめ!!」
私はオミの肩を掴むと、後ろから押しながら歩いた。