強気なミオと優しいオミ
夏休み前の憂鬱
入学してから、早いもので約三ヶ月が経った。
楽しい夏休みは、目前まで迫っている♪
なのに…
「じゃあ10月に開催される文化祭の出し物を決めたいと思います。」
ホームルームの時間。
普段は連絡事項ですぐ終わるのに、今日は最後の一時間を返上して文化祭についての話し合いが行われている。
「気が早いょ…」
私は頬杖をつきながらポツリと呟いた。
「…仕方ないだろ?
生徒会は夏休みから文化祭の準備を始めるんだから。
各クラスが早めに決めないと、生徒会が大変だろ?」
こちらも退屈そうに、頬杖をつきながらオミが言った。
「だけどー…
夏休みもこれからなのに、そんな先の話されたって何も考えられないよ!!」
私は机に突っ伏した。
「とか言って、何も考える気ないくせに…」
蜜柑が私を覗き込むようにしながら言った。
「…ばれた?」
楽しい夏休みは、目前まで迫っている♪
なのに…
「じゃあ10月に開催される文化祭の出し物を決めたいと思います。」
ホームルームの時間。
普段は連絡事項ですぐ終わるのに、今日は最後の一時間を返上して文化祭についての話し合いが行われている。
「気が早いょ…」
私は頬杖をつきながらポツリと呟いた。
「…仕方ないだろ?
生徒会は夏休みから文化祭の準備を始めるんだから。
各クラスが早めに決めないと、生徒会が大変だろ?」
こちらも退屈そうに、頬杖をつきながらオミが言った。
「だけどー…
夏休みもこれからなのに、そんな先の話されたって何も考えられないよ!!」
私は机に突っ伏した。
「とか言って、何も考える気ないくせに…」
蜜柑が私を覗き込むようにしながら言った。
「…ばれた?」