perfect princess








「にしてもこんな朝っぱらから、
 よく生徒会長なんかできるねぇ…」


蜜は私を不思議そうにみながらそうつぶやく。




"今8:02分だよ?"
と8時に針が向いている時計をみせながら
蜜はつけくわえながらいった。








「あ~あ!
 美鈴くらいかわいかったら
 生徒会長なんかせずにもっと青春を
 楽しむのにぃ!!私の場合」




時計がついている腕をおろし
こんどは窓の外に向きため息をつく蜜。








青春か………。





うん。……まぁ普通だと思うよ?
それが。




普通、女子高生なりたての場合はね。










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