いちごの恋~恋した相手は先生~
第6章【もつれた糸】
私と新羅と新垣先生の3人を繋いでいた糸がぐちゃぐちゃにからまっていた。
私達は、とても、いい関係だったんだ。
私と新羅を信頼してくれていた新垣先生は、何かあるといつも私と新羅に相談してくれた。
新羅のことは、私に。
私のことは新羅に。
口癖のように先生は言ってた。
『お前ら仲いいなぁ!一緒にいればそれで幸せって顔してるなぁ』
本当にそうだったんだ。
どこに行くにも何をするにも、新羅さえいれば安心できた。
この世に友達が誰もいなくなったとしても、新羅がいれば私は笑っていられると思った。
新羅の天真爛漫な性格と、無邪気な笑顔が大好きで・・・
その笑顔を失うのが怖くて、
嘘をついた。
そして、私は新羅の笑顔だけでなく、新羅の全てを失った。
あの優しい声も、
いつもくっついていた温かい腕も、
涙さえも・・・
どうすれば
許してくれる?
新垣先生との間にできた大きな溝も、きっと今はもっともっと大きい。
しばらく、避けていたせいで、先生も私に声をかける前に少し戸惑った表情になる。
全部失くして気が付いても遅いけど、
人と人って、心から繋がり合いたいなら・・・
本音でぶつからないとだめなんだ。
怖くても、
目をしっかりと開いて、相手の心を見て、
自分の正直な気持ちを伝えないと、心と心は通じない。
結局、私と新羅は心まで繋がっていなかったの?
毎日、こんなことばかり考えている。
解決策も、浮かばない。
ぶつかりたいのに、新羅に会えない日々が続いてる。
私達は、とても、いい関係だったんだ。
私と新羅を信頼してくれていた新垣先生は、何かあるといつも私と新羅に相談してくれた。
新羅のことは、私に。
私のことは新羅に。
口癖のように先生は言ってた。
『お前ら仲いいなぁ!一緒にいればそれで幸せって顔してるなぁ』
本当にそうだったんだ。
どこに行くにも何をするにも、新羅さえいれば安心できた。
この世に友達が誰もいなくなったとしても、新羅がいれば私は笑っていられると思った。
新羅の天真爛漫な性格と、無邪気な笑顔が大好きで・・・
その笑顔を失うのが怖くて、
嘘をついた。
そして、私は新羅の笑顔だけでなく、新羅の全てを失った。
あの優しい声も、
いつもくっついていた温かい腕も、
涙さえも・・・
どうすれば
許してくれる?
新垣先生との間にできた大きな溝も、きっと今はもっともっと大きい。
しばらく、避けていたせいで、先生も私に声をかける前に少し戸惑った表情になる。
全部失くして気が付いても遅いけど、
人と人って、心から繋がり合いたいなら・・・
本音でぶつからないとだめなんだ。
怖くても、
目をしっかりと開いて、相手の心を見て、
自分の正直な気持ちを伝えないと、心と心は通じない。
結局、私と新羅は心まで繋がっていなかったの?
毎日、こんなことばかり考えている。
解決策も、浮かばない。
ぶつかりたいのに、新羅に会えない日々が続いてる。