いちごの恋~恋した相手は先生~


泣きながら、謝り続ける2人の姿を…


こっそり廊下から盗み見していた人。


私と新羅の大好きな新垣先生だった。



「お前らぁ~、こんなとこでイチャつくな!!」


本当は、新垣先生も感動していたはず。


無理して笑わせてくれた先生の目は、少し濡れているようにも見えた。



「新垣先生… 私と新羅はラブラブなんです!!」

「そうですよ、邪魔しないでよ!先生のエッチ!!」



新垣先生は、私と新羅の頭を同時にポン…って優しく叩いて。


その手を2人の頭に乗せて、ぐりぐりっと私と新羅の頭を押し付ける。

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