完━あなたは、敵━<先生との恋・スピンオフ作品>

「百貨店が良いと思います。いろんなブランドの化粧品があるので……」


「分かりました」


頷いて、走りだした車。


妹さんがどんな人なのかあたしは知らないし、どんなブランドが好きなのかも知らない。

だから、種類が豊富に揃えてあってブランドが集結してる百貨店が良いかなって思ったんだよね。

良く場所が化粧品売り場だし、もしかしたら今欲しい希望の物を他のお客さんから聞けるかもしれないし――


なんてちゃんと仕事の事も考えたりして。


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