完━あなたは、敵━<先生との恋・スピンオフ作品>




取れば良いんだ、取れば。


リゾートホテルへ着いたと同時に従業員に案内され。



この前視察した方向とは違う方向にある会議室へと通された。


部屋へ入るとあたしと同じ会社の人が数名もうすでに到着していて

あたしを見るなり「頑張れ」と声をかけてくれた。


向こうのROSE側にもこちらと変わらないくらいの人がいて。


その中に、この前視察の時にいたおじさんと会話をしている関谷さんを見つけた。



他にも、関谷さんと同じくらいの背の高さの人は沢山いるのに。


すぐに見つけてしまう自分の目にまた悲しくなる。


この前あたしが言い放った精一杯の言葉「最低」も三浦さんは全く気にしてないんだろうな。





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