完━あなたは、敵━<先生との恋・スピンオフ作品>
それどころがカフェに来てあたしが来ているか聞いて……
どうしてそんな事聞いたの?
まだ、何かあたしに冷たい言葉を吐こうとでも思ったのかな……。
聞いてみたいけど、もう関係ない、か。
このプレゼンが終わればROSE側の人と会うことも無いだろうし、カフェで会っても関わる事は無いよね。
「小村?」
「あ、すみません」
三浦さんは、敵。
あたしはもう一度自分に言い聞かせて、プレゼンの準備を始めた。
「では、よろしくお願いします」
進行を勤めている人にそう言われて商品を手に取り立ち上がる。