男子拒否症

「じゃあ、その話合いが今日だとしたら？」


えっ！！

と言わんばかりの顔を皆そろってやる。

「ねえ。もしかして、邪魔した？」
「うん、した。」

「うわ～。

　ゴメン・・・」

「いいよ。

　たぶん、今頃話し合っても何も変わらないわ・・・」

そうだよ・・・

私は何を期待してたんだろ。


今更、好きとかゴメンとか言われてもきっともっと傷が深くなるだけ。

ほんと、今更・・・

「ねえ、ほんとに今更って思ってるの？」

「はっっ！？」


「もう、結構時間経ってるけど行きなよ。

　たぶん、今更でも話さなかったらもっと今更になるよ？」

ニッコリ笑って、亜美は言った。

他の子は少しばかり気に入らない表情だったけど。