殺人ゲーム
1コール。
2コール。
3コール。
『ダメだ…どこにも繋がらなくなってる』
『そっか…』
あたし達はケータイで助けを求めょぅとしたのだ。
すぐに無駄だとぃぅコトが分かってしまったが。
『これから,どぅしょっか…』
『しばらくは,隠れてょぅょ』
『…そうだね』

ぁたし達は,咲の提案で体育倉庫の裏にいた。
尤も,そこにぃられるのは時間の問題だとぃぅことくらい,ゎかってぃた。

『綾芽は…ぁたしのコト裏切ったりしなぃょね?』
『ぇっ…?何,言ってんの?』
『だからあ!綾芽はぁたしのコト殺したりしなぃょねって言ってんの!!』
咲は明らかにいらついていた。
『何それ?あたしを疑ってるの?』
咲の態度に,負けじとぁたしも言い返す。
『だって,もぅ何を疑って何を信じればぃぃかなんてわかんないじゃんっ…。ぁの未沙ってコも,真帆って子を信じてたのに,こんな』
『だからってあたしにそんなコトぃわなぃでょ!!』
ぁたしは咲の言葉を遮った。
咲の目には,ぅっすらと涙が浮かんでいた。
咲がムカっぃたゎけじゃなぃ。
ただ,悲しかったんだ。
信用されてなかったことが…。
『そ…だょね。ごめんっ』
咲は泣きながら謝ってきた。
『謝るくらぃならそんなコト言わなぃでょね。2人で,頑張ろぅょ』
ぁたしは咲をなだめた。
そのとき。

『獲物,はっけーん』
女の声。
声がした方を見ると,ぃかにも意地悪そぅな見慣れなぃ2人組の女が立っていた。
そぃっらは急に言ぃだした。
『悪ぃけど,ぁんた達殺らせてもらうょっ』
すごく楽しそぅに。
『いくらぁたしたちでも,知り合ぃは殺せなぃっつ-かさあ…』
女はじりじりと近寄ってくる。
すると意外にもそれに対抗するょぅに,咲がぁたしの前に立った。
ぁたしを庇ぅょぅにして。
そして叫んだ。
『なめんじゃねぇぇええ!!!』
『咲?!』
驚ぃたのもつかの間,咲は狂ったょぅにナイフを振り回しながら女の1人に向かってぃった。
『早く来い!かかってこぃょ!きゃはは』
ぁまりの咲の迫力に,女達はたじたじだ。
そして,ぁろぅコトか…
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