殺人ゲーム

『只今ょり１時間の休憩を取ります。プレイヤーを傷付けなければ,何をしても結構です』
『こんな…こんなゲーム,何が目的なの?!たくさんの人が死んでくの見て,そんなに楽しい?!』
ぁたしは思わず叫んでいた。
『綾芽ちゃん…』
心配そうにぁたしを見る千由。
『ははっ,それはクリアした人の台詞ですょ。教ぇても,ぁなたが死んだら意味なぃじゃなぃですか。それに,忘れなぃで下さい。人を殺してぃるのは,私ではなくプレイヤー自身だとぃぅことを』
笑いながら言うＺＯＦ。
たまらなく哀しかった。

『そぅそぅ,追加ルールです。これからの後半戦は校内のみ,つまりグラウンドを含む外には出てはぃけません。それでは皆さん,５分前になったらまたぉ知らせしますんで』
そぅぃぅと,映像は消えてしまった。

ぁたしと千由,それから夢華と竜志は,前半戦にっぃて話してぃた。
『そぅぃぇば,咲が遼君とぃたの見たけど…。ね,竜志?』
『ぅん。俺,綾芽が咲とぃなかったから,てっきり…。でもホント,生きてて良かったょ』
『ぅん…。咲とはちょっと,ぃろぃろぁって…。そぅぃぇば,咲達は?…まさか』
顔が青ざめてぃくのが自分でもわかる。
『綾芽ちゃんってば,ょく確認もしなぃで。ほら,ぁそこ』
千由の指差す先には,楽しそうな咲と,それを見ている遼君の姿。
『なんだ,良かったあ…。もぅ,誰も死ななぃでね?』
『当たりまぇだょ!竜志が守ってくれるもん♪』
無理矢理笑顔を作る夢華。
『ぉぅ!ぉ前に心配されるまでもねぇし☆』
必死に強がる竜志。
『絵莉ちゃんとも,約束したもんね?』
優しい口調で言う千由。
『…ぁりがとぅ』
『礼なんか言って,らしくねぇぞ!』
『痛っ!』
竜志に頭を小突かれた。

みんな,心配かけてごめんね。
ほんとにぁりがと。
だから…みんな,絶対死んじゃ嫌だょ。

こんなゲーム,夢だったらぃぃのに……