殺人ゲーム

どのくらぃ経ったんだろう…
千由に体を揺すられ,目が覚める。
千由も眠ってしまってぃたのだろぅ。
だって,顔が…
明らかな寝起き。
ただ,千由は…
千由は…
何かに怯えてぃた。
ぁたしはぁたりを見回す。
すると,そこには
…ロングヘアの女。
『びっくりしたあ。休憩するっもりで入った教室に,女の子が２人も!これも,何かの縁かもね?』
女の手には…
しっかりと握られたナィフ。
『悪ぃね…』
躊躇ぅ事なく振り下ろされたナィフは…
一直線に千由の頭へ。
寝起きのぁたし達は…
反応できなかった。
『…………!!!』
『千由!!!』
女はゅっくりとナィフを抜ぃた。
千由の頭部からは,真紅の血が吹き出る。
『千由っ!!嫌だょ,千由!!!』
千由はそのまま
…動かなくなった。

『【９５人目が失格となりました。残りは５名です】』
人数の減り方の速さに正直驚ぃた。
でも今は…
この女を殺すことこそが最優先。
『ぅらぁぁぁっっ!!』
怒りと憎しみの全てをナィフに込め,女を刺した。
ナイフ越しに伝わる微かな鼓動。
そう,ぁたしが刺したのは…
心臓。
それでも足りず,ぇぐった。
もぅ,"殺すことが怖い"などとは思ゎなかった。
ただ憎くて。
この女と…
ぁたし自身が。
女の鼓動が感じられなくなるのに,時間はかからなかった。
『【９６人目が失格となりました。残りは４名です】』
このとき,ぁたしは人の心を持ち合わせてなかった気がする。
なにがぁっても生き残る。
生き残ってゃる。
それしか頭になかった。