殺人ゲーム
『ぎゃぁぁぁ!!』
廊下の方で声がした。
『【97人目が失格となりました。残りは3名です】』
ぁと少し。
大丈夫,ぃける。
そぅ思ぃながら,念のために叫び声がした方を見ると,そこにぃたのは…
『ァィッ…生きてたんだ』
絵莉を殺したャッだった。
死んだとばかり思ってぃたのに…。
何だか,ァィッには勝てる気がしなぃ。
すると…
向こうもこっちに気付ぃた。
ニャニャしながら近付いてくる。
逃げなきゃ…
でも…
ここまできて逃げたくなぃ。
ぁたしはただじっと男の目を見ていた。

『ぉ前,随分強気なんだな。自ら殺されに来るなんてさ』
ぁたしは正直ビビってた。
もぅ死ぬんだって思った瞬間だった。
絵莉,千由,ごめん。
ぁたし頑張れなかった…

『ぎゃぁぁっ…ぅっ ぁあ』
叫び声。
って ぁれ?
ぁたし,まだ無傷…。
何故か,男が首から大量の血を撒き散らしながら倒れた。
男を刺し,ぁたしを助けた人。
それは…
『り,竜志!』
『ょっ!無事かっ?』
『ぅん…でもなんでここに?』
『夢華が…コイツにゃられた』
『そんなっ…』

そのとき,急にZOFの声が。
『反則です 背後から襲うのは 反則です』
『ははっ…反則だって。じゃぁな,綾芽』
『竜志!!』
ぁたしが駆け寄る間もなく,竜志は…
足元から一気に爆発した。
『竜志…』

『ぉめでとぅござぃます。ぁなたは見事ゲームをクリアしました。今すぐ体育館の方に来て下さい。』
クリア…。
ぁあ,ぁたし残ったんだ。
…なんで残ったんだろう。
でも…とにかく行かなきゃ。
ZOFの居る体育館へと。
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