君に恋した。
しょうがない、確かめよう…。

「ねっ、ねぇ。じゃぁ、聞くけどっ」
「…何?」

「秘密基地の場所は?」
安曇はフッと笑って余裕の笑顔を見せた。

「緑地公園の大樹の上だろ?名前は【みなあずハウス】」

【みなあずハウス】

やっぱり知ってる。


忘れ去って居た記憶が突如戻る。
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