君に恋した。
「美奈!

大丈夫だった!?」

日向が私の腕を掴んだ。
「大丈夫…だけど。」

「早く、二人とも学校出て!
今から裏門案内するから、川原が待ってる。」

日向がさっきから、時計を気にしている。
「なんで!?ちょ・・・よく、状況が整理できないんだけど!」
「早くしないと、警備員が来る。
2人で居たことが見つかったら、色々面倒くさいコトになるんだよ。

行くぞ!」

日向が私の手を引っ張って、屋上を出た。
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