アイツとあたし。
Let's my house☆
チュンチュン……
あたしは、鳥の囀り声で目が覚めた……。
何故かあたしは、ガッチリした物(?)に捕まっていた……。
あたしは、必死に重たい瞼を持ち上げた。
すると、そこには逞しい胸板があった……。
ん?
胸板?
何でこんなとこに胸板があんのよ!
あたしの頭はみるみる内に冴えていった……。
「胸板~~!?」
すると、あたしの目の前にある胸板が動いた。
「うるせぇな。朝っぱらから大声出すな。」
その逞しい胸板の持ち主は、こともあろうにあの慶輔だった。
慶輔?
何で慶輔が?
「って、何してんのよ~!!あんたは!!」
あたしは、これでもかってくらい大声で叫んだ。
「だからうるせぇって、言ってんだろうがァ」
あたしは、慶輔があたしを抱きしめてンのと、逆ギレしたのにイラっとして、慶輔のお腹に美しいクリーンヒットをお見舞いしてやった。
「くはっ……。」
けっ!
ざまあみろ!
勝手に抱きしめて逆ギレするヤツが悪い!!