偽造恋愛‐色恋‐

トモ君の席に戻り
しばらくすると
トモ君が帰る時間になった。


『ぢゃあ、リカ
頑張れよお〜！』


トモ君は帰っていった。

そうしてリカはまた
お兄系の席に
戻るのである。


結局また
話は弾まず
時間だけが過ぎていった。


『そろそろお時間に
なりますがあ…』


ボーイが声をかけた。

隣のおじさんは
チェックしていた。

（やっと終わりだあ…）


リカは変に安心していた。

すると
お兄系が

『番号教えてよ！』


と言ってきた。

指名もしてもらったし
またノゾミとの
約束を破り
番号をお兄系に
教えてしまった。


お兄系達は帰って行き
それと同時に
お店も閉店時間を迎えた。