偽造恋愛‐色恋‐
(今日はなんか
疲れちゃったなあ…)

リカは送りの車の中で
ちょっと横になっていた。


気がつくと
もう家の近くに着いていた。

『お疲れ様でしたあ。』


送迎さんや
他の女の子にあいさつをし
ノゾミと暮らす
アパートまでの道のりを
少しリカは歩いて行く。


季節は秋の朝方。
少し肌寒かった。


すると
カバンの中の携帯が鳴った。

(ノゾミかな…?)
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