\恋愛不協和音②/


ピッピッピ・・・


メールで深愛ちゃんに相談。。

「金山先生の息子さんと大学一緒で、告られたんだけど、、どうしよう・・・」

送信♪




「そんなの相談したってもう遅いと思うよ??」

・・・えっ??

後ろを振り返ろうとすると、

そこには金山君。

ニッコリ笑って・・・後ろから抱きついてきた。


・・・って、えぇっ!?///

振りほどこうとしたけれど、

「だーめ。離さないよ・・・」

昼休み、誰も居ない空き教室。


チャイムが鳴るのを待つ。


「・・・昼休み、これからだね??笑」

あと5分ですけどね・・・


制服のスカートのポケットからケータイの振動が伝わった。

深愛ちゃん・・・


返信したいんだけど・・・ッ


「俺だけを見てろよ。他の奴には、触らせない」




真剣な眼差し・・・


目をそらそうとすると、

「今言ったことわかってた??お仕置きだね・・・それともわざと??」



ドSな笑顔で、私に急接近。



・・・キーンコーンカーンコーン・・・


静まった教室に、チャイムが響いた。

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