DEPENDENCE
友人と食を共にしている時にもケータイを片手に持ち、注意されたことすらある。


このままではいけないと思い、さすがに誰かといる時には手放すようにしている。


ただ、ふと思うに、なぜ俺はこんなにケータイを利用しているのか、だ。

もちろん、ケータイは手段でしかない。何かをする目的の為の使用手段だ。

話がある時には電話やメール、日記やネタをつけたい時にはブログやSNSを利用する。

前者の、誰かに用事がある時に電話やメールを利用するってのは理屈が通る。後者のブログやSNSというのもわかるが、そうそういつも利用しているのはおかしな話だ。


そこで、俺が考えたケータイへの執着というのは、他者との繋がりを求める自分自身への寂しさや不安などではないか、と。
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