先生がいた。
「変態!!」

びっくりして、思わず叫んだ。

「なっ、変態だと!?途中で美紀がいなくなって心配してたんだからな。」
「別に心配なんかしてもらわなくて大丈夫です!」

やばいよ。私、今絶対赤くなってる!

「お前のものらしき靴に血がついてたけど大丈夫なの?」
「全っ然大丈夫です!ただの鼻血です!!」

もう、先生のせいでまた鼻血が出そうだよ。

「そうか、鼻血か。俺のかっこよさにくらんだわけだな・・・。迷惑かけてすまん。」
「ばかっっ!!この暑さのせいだから!!むしろ先生のかっこ悪さにクールダウンされるから!!」

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