先生がいた。
私、吉永美紀(ヨシナガミキ)は親友にも話していない片想いをしている。
その人は、高崎先生。
すごくかっこ良くて、大好きなんだ。
「あっ、降りてきたよ。話しに行こっ。」
「うん!!」
私と美由は自分でいうのもあれだけど、随分人懐っこい。
だから先生とは他の人より仲良く話せる。
「高崎センセ!おはよーございますっっ!!」
「おぉ。二人ともおはよう。学校着いた途端この二人か。テンション高ぇよ。」
こんな事言う時の、先生の子どもっぽい笑顔が好きなんだ。
だけど、もしかしたら今日で居なくなってしまうかもしれない。
すごく怖いけど聞いてみるしかない。
「ねぇ先生、今日の離任式でどっか行っちゃうの?」
「・・・吉永。」
「はいっっ?」
いきなり名前を呼ばれて、緊張してしまう。
「タメ口を使うな。敬語で話せ。」
「えっ?」
「お前らいつも俺に話しかける時、タメ口だろ!毎回注意してんのに無視して・・・。」
そうだった。言われて毎回気をつけようと思うのに、なんだか話しやすくてついタメ口になってしまうんだよね。
「あぁごめん。でさ、」
「だぁかぁらぁ!それ!!タメになってるっつの。」
まぁ半分意識的にしてるところもあるんだけどね。
その人は、高崎先生。
すごくかっこ良くて、大好きなんだ。
「あっ、降りてきたよ。話しに行こっ。」
「うん!!」
私と美由は自分でいうのもあれだけど、随分人懐っこい。
だから先生とは他の人より仲良く話せる。
「高崎センセ!おはよーございますっっ!!」
「おぉ。二人ともおはよう。学校着いた途端この二人か。テンション高ぇよ。」
こんな事言う時の、先生の子どもっぽい笑顔が好きなんだ。
だけど、もしかしたら今日で居なくなってしまうかもしれない。
すごく怖いけど聞いてみるしかない。
「ねぇ先生、今日の離任式でどっか行っちゃうの?」
「・・・吉永。」
「はいっっ?」
いきなり名前を呼ばれて、緊張してしまう。
「タメ口を使うな。敬語で話せ。」
「えっ?」
「お前らいつも俺に話しかける時、タメ口だろ!毎回注意してんのに無視して・・・。」
そうだった。言われて毎回気をつけようと思うのに、なんだか話しやすくてついタメ口になってしまうんだよね。
「あぁごめん。でさ、」
「だぁかぁらぁ!それ!!タメになってるっつの。」
まぁ半分意識的にしてるところもあるんだけどね。