あの空の向こうに
【もう一度会いたくてー7】


さあ、話もまとまったことだし
ティナを探し出す準備でもするか!







祐平は気合いを入れたが、まずどこの村から訪ねればいいか分からなかった。







いや、村だけでなく
この星の情報が明らかに少なかった。








「なあ、サラ……
この星に村はどのくらいあるんだ?」







「なんダ、そんなことも知らないのか?
ほとんどの村がシュナウザーに滅ぼされているぞ」







祐平に一つ疑問があがった。
この当たり前のように話しているシュナウザーって……?







「えっと……そもそもそのシュナウザーってのはなんなんだ?」







その言葉に、サラは呆れている。








「お前、そんなことも知らないのカ?
本当に転生の記憶があるのか?
英雄レオンの死体に触れたんだろう?」








祐平は地球での出来事(レオンの骨に触れた時の話)を事細かに話した。







するとサラは、納得できる一つの仮説を立てた。








「……お前は本当にレオンの転生に間違いはない…。
だけど、サラ達の言う転生とは少し様子が違うようだ」








「様子が違うってなんだ?」








「それは、お前がその星…えっと……チキュウだったな?
そのチキュウ人であることが問題ダ」







それを聞いても、祐平は意味を理解してないでいる
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