あの空の向こうに
【この星をかけて… 2】


深い森にいざなわれ、祐平達はひたすら目的の場所まで歩き進んでいる。







(でも、本当にこんな蚊取り線香でシュナウザーを倒せるのかな…?)







と、
終始不安な祐平であった。







それはそうである。
なんと言っても、ただの蚊取り線香なのだから。







そんな不安をよそに、サラは希望に満ちた目で前に進んでいる。







そのまま、2人は奥へ奥へと歩き続けるのだった…
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