あの空の向こうに
【この星をかけて… 18】


ビキビキビキ!!






今、白シュナウザーの居るところ、
いや、
遺跡を中心に上り坂までの全ての地面にヒビが入る。







そして、そのヒビは砕け、
地面にポッカリと大きな穴が開いた。







その穴の下は……
見ると、真っ赤に染まっていた。






「………これは、溶岩!?」








白シュナウザーは遺跡ごと穴に落ち、溶岩の中にその巨体を叩きつけた!







ジュ~~~!!!







「ギャウウウ!!!」







その熱く溶ける溶岩により、白シュナウザーは苦しんでいる…






2人はその様子を、上から呆気に見ている。







そして、白シュナウザーはその身を全て焼けてしまい、
溶岩の中で、その生命を終わらせたのだ。







「………」







こんな光景に、2人は呆然としていた
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