あの空の向こうに
第二章 見上げる星
【転生―1】


―――――17年後……





あれから時は流れ、今日も少年は夜空を見続ける…






何か忘れてる記憶が喉まででかかってるものの、それを思いだそうにも思い出せない。






「…なんだろうなこの気持ち…」






少年はそのまま眠りについてしまった……






………………







チュンチュン…







もう朝が来たのか?
だけど、まだ少し寝ていたい。







そんなグダグダをしていると、下からドデカい声が響きわたった。






「祐平!!!
いつまで寝てるの!!!
学校遅れるわよ!」
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