あの空の向こうに
【転生―2】
バタバタバタ!!
急いで学校に行く準備をする祐平。
「ゲ……もうこんな時間!母さん今日ご飯いらない!」
そう言うと、台所にあるパンを一枚だけ手に取り、玄関を飛び出した!
「にゃ~~★」
外には祐平を見送るかのように、ペットの猫が欠伸をしながら鳴いていた。
「おう!行ってくるよハナグロ!」
コイツの名前はハナグロ。
猫のくせに鼻が黒いから「ハナグロ」…なんて単調な名は、母親がつけたのだった。
ハナグロをひとなでし、祐平は急いで学校に向かった!
その頃学校では、先生が出席を取っていた。
「芦田~……井出~……稲葉~…ん??稲葉はどうした??」
と、後ろでコソコソ席に着こうとしてる祐平を見つけた。
「稲葉………今日は席に着いてないからアウトな。
あと1回で、寝ぼ助シールをお前の机に貼っておくからな~」
稲葉の机には、すでに1つシールが貼ってある。
担任が担当してる数学のテストの点数が、クラスでビリだったので、担任お手製のアホっ子ちゃんシールが貼られている。
「先生…これ以上シール増やさないでくださいよ…
朝の出席簿は僕の名前最後にしてくださいよ」
祐平はイ行なので、早くに出席を呼ばれてしまうのだ。
「数学の点数だけじゃなく、出席簿もクラスの一番最後にしてどうする。
アホっ子ちゃんシール追加しとくぞ~」
鬼………悪魔……
バタバタバタ!!
急いで学校に行く準備をする祐平。
「ゲ……もうこんな時間!母さん今日ご飯いらない!」
そう言うと、台所にあるパンを一枚だけ手に取り、玄関を飛び出した!
「にゃ~~★」
外には祐平を見送るかのように、ペットの猫が欠伸をしながら鳴いていた。
「おう!行ってくるよハナグロ!」
コイツの名前はハナグロ。
猫のくせに鼻が黒いから「ハナグロ」…なんて単調な名は、母親がつけたのだった。
ハナグロをひとなでし、祐平は急いで学校に向かった!
その頃学校では、先生が出席を取っていた。
「芦田~……井出~……稲葉~…ん??稲葉はどうした??」
と、後ろでコソコソ席に着こうとしてる祐平を見つけた。
「稲葉………今日は席に着いてないからアウトな。
あと1回で、寝ぼ助シールをお前の机に貼っておくからな~」
稲葉の机には、すでに1つシールが貼ってある。
担任が担当してる数学のテストの点数が、クラスでビリだったので、担任お手製のアホっ子ちゃんシールが貼られている。
「先生…これ以上シール増やさないでくださいよ…
朝の出席簿は僕の名前最後にしてくださいよ」
祐平はイ行なので、早くに出席を呼ばれてしまうのだ。
「数学の点数だけじゃなく、出席簿もクラスの一番最後にしてどうする。
アホっ子ちゃんシール追加しとくぞ~」
鬼………悪魔……