大好きなひと

私はベットにうずくまっていた。

だって・・・。

『おやすみのちゅ♡』

だって・・・。

やばいよ。

恥ずかしいのとうれしいのと

混ざってるぅ~!

やばい・・・。

私は、前の怜と私に戻ったような気がした。

と、電話が来た。

怜からだった。

『おやすみのちゅ♡』

とでた瞬間にいわれびっくりした。

「なに~?怜。」

『いや。今頃美羽顔赤くなってんじゃないかなーと思って』

「なにそれ。」

『ちょっと、言ってみた。』

「んふふふ。うれしいよ。」

『は?』

「うれしかったよー」

『おい、それ禁句。』

「なんで」

『こっちがはずくなってきた。』

「ははは。」

『じゃ。』

「え?」

『じゃあな。』

ぶつ。

はや・・・。

相当恥ずかしかったらしい。
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