大好きなひと
やばい。
私酒弱い。
今日はパーティーだからみんな
飲んでいた。
今日はじめて飲んだ私は
気持ち悪くてしょうがなかった。
このまま、帰ろう・・・。
さつきには悪いけど。
そう思っていたやさき。
「大丈夫か?」
といわれ振り返ると
怜がそこに立っていた。
「なに?美羽、酒だめなの?」
「あ・・・いや・・・その・・・。」
「あはは。そうだったら言えよな。」
「だって・・・。」
「ま、しょうがねーか。」
こういうやさしいところが
変わっていなかった。
外にあるベンチに座った。
「美羽酒よえーんだ。」
「そうらしい・・・。」
「そうらしい?」