大好きなひと
「ー羽?美羽?」
「へ?あ、ごめん。」
「何ボーっとしてんの?」
と実紅に言われた。
「あれ?あかねは?」
「これから、デートなんだって。」
とさつき
「そうなんだ。」
「いいな~私も純希に会いたい!」
と叫ぶさつき
「はは。さつきは隙があればいっつも言ってるよね。」
と実紅
「じゃあ、そんな実紅はどうなのよ?」
「私は・・・会いたいって思うけど向こうも忙しいんだし?」
「うわ、さすが実紅大人~」
と私が言う。
「もう、みんなして。いいんだよ。彼女は甘えて。」
「さつき、それさつきだけじゃない?思ってるの。」
と実紅。
「いいじゃん?べつに、それだけ愛してるって事じゃん!」
と私が言うと
「分かってくれた?美羽!」
「へへ。私もそういう経験は何度もあったからね。」
「あ・・・ごめん。」
「なに!謝ってんの?もうより戻したんだし?」
「はは。そうだよね。」