大好きなひと

みんなは後ろで騒いでいる。

そのころ、私は・・・・

「怜?大丈夫?」

「あぁ・・・。」

と怜は私のひざを枕にして寝ている。

「私、酔い止め薬持ってるけど?飲む?」

「おう、さんきゅ・・・」

とてもつらそうで。

私は、怜に水と酔い止め薬をあげた。

大丈夫かな~

飛行機乗り終えたら

次、船乗るんじゃなかったっけ?

一応、彼女・・・だし。

心配はしている。

「お飲み物はいかがですか~」

と乗員さんが言うので私はお茶を頼んだ。

「ごめんな、美羽。」

「ん?何が?」

「あぁ、俺乗り物酔い激しくてゆっくりできねーだろ?」

「あぁ、いいよ。別に。」

「そうか?ありがとな・・・。」
< 145 / 191 >

この作品をシェア

pagetop