大好きなひと
みんなは後ろで騒いでいる。
そのころ、私は・・・・
「怜?大丈夫?」
「あぁ・・・。」
と怜は私のひざを枕にして寝ている。
「私、酔い止め薬持ってるけど?飲む?」
「おう、さんきゅ・・・」
とてもつらそうで。
私は、怜に水と酔い止め薬をあげた。
大丈夫かな~
飛行機乗り終えたら
次、船乗るんじゃなかったっけ?
一応、彼女・・・だし。
心配はしている。
「お飲み物はいかがですか~」
と乗員さんが言うので私はお茶を頼んだ。
「ごめんな、美羽。」
「ん?何が?」
「あぁ、俺乗り物酔い激しくてゆっくりできねーだろ?」
「あぁ、いいよ。別に。」
「そうか?ありがとな・・・。」